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  1. 江東区議会 2017-10-11
    2017-10-11 平成29年区民環境委員会 本文


    取得元: 江東区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-04
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時00分 開会     ◎開会の宣告 ◯委員長  おはようございます。  ただいまから、区民環境委員会を開会いたします。  本日、区長は公務のため、欠席するとの連絡がありましたので、御報告いたします。  ────────────────────────────────────     ◎委員席の了承  初めに、本委員会の委員席につきましては、現在御着席のとおり変更いたしますので、御了承願います。  ────────────────────────────────────     ◎議題1 議案第56号 町区域の一部変更について 2 ◯委員長  それでは、これから委員会審査に入ります。  議題1「議案第56号 町区域の一部変更について」を議題といたします。  理事者から、説明願います。 3 ◯区民課長  議題1、議案第56号、町区域の一部変更について、御説明申し上げます。  資料1をごらん願います。  まず、1、変更概要についてでございますが、有明一丁目と二丁目の間を東西に走る台場有明北連絡道路を境として、東京都が換地を計画している有明一丁目と二丁目の区域を東京都の有明北土地区画整理事業の施行にあわせ、道路が境界となるように変更するものでございます。  次に、2、変更理由につきましては、台場有明北連絡道路の拡幅、延長等により、丁目が南北に入り組んだ状況となっております。  1枚おめくりいただきまして、別図をごらん願います。赤色の線が旧道路、青色の線が現在の道路となっております。拡大した別図1)の緑色の部分が、現在、有明二丁目となっておりますが、青色の道路に沿って一丁目に編入しなければ、丁目境の民間事業者が1つの土地を別々の丁目ごとに登記しなければならない状況になってまいります。また、平成33年には東京建物の土地に大規模集合住宅が竣工予定であることから、今後、丁目がまたがるなどの不都合を解消するために行うものでございます。  なお、別図2)の緑色の部分につきましては、東京都が所有するものでございますが、青色の拡幅後の道路に沿った変更とするために、こちらは有明一丁目から二丁目に編入するものでございます。  次に、1ページに戻っていただきまして、3の変更場所につきましては、ただいま御説明いたしました別図1)、2)の緑の部分となってございます。
     なお、当該箇所の所有者であるヤマト運輸及び東京建物については東京都が事前に調整をしておりますが、本区からも両者には連絡し、了承を得ているところでございます。  最後に、4、施行期日につきましては、記載のとおりの期日を予定しております。  以上、町区域の一部変更についての説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御可決くださいますようお願い申し上げます。 4 ◯委員長  本案について、質疑を願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) 5 ◯委員長  よろしいですか。  お諮りいたします。  本案は、区長提案のとおり可決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 6 ◯委員長  御異議がございませんので、本案は区長提案のとおり可決することに決しました。  なお、その旨を議長宛て報告いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題2 27陳情第23号 福山通運トラックターミナル排気口浄化装置設                 置に関する陳情(継) 7 ◯委員長  続きまして、陳情の審査に入ります。  議題2「27陳情第23号」を議題といたします。  本件につきましては、陳情者より陳情取下申請書が提出されておりますので、事務局より朗読いたさせます。                (事務局朗読) 8 ◯委員長  本件について、取り下げを了承したいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 9 ◯委員長  御異議ございませんので、27陳情第23号については取り下げを了承いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項12 羽田空港機能強化に係る今後の情報提供について 10 ◯委員長  ここでお諮りいたします。  これから審査いたします、羽田空港の機能強化に関する陳情につきましては、報告事項12との関連が深いことから、ここで審査順序を変更し、まず、報告事項12の報告を聴取し、その後に陳情審査に入りたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 11 ◯委員長  御異議ございませんので、報告事項12「羽田空港機能強化に係る今後の情報提供について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 12 ◯環境保全課長  恐れ入ります。資料の14をごらんいただけたらと思います。  報告事項12でございます。羽田空港機能強化に係る今後の情報提供につきまして、国土交通省より、より多くの住民に幅広くこれからも理解を求める、また、得られるよう、本区で回数的には4回目になります、住民説明会を実施するとの公表がありましたので、報告するものでございます。  まず、1としまして、本区における住民説明会ですが、日時は来年の平成30年1月24日水曜日の14時から19時までと。場所は、アリオ北砂1階のアクアコートでございます。  2としまして、区民への周知でございます。区民周知については、区のほうでもできる限り御協力はしていきたいと考えております。記載のとおり、ホームページ、区報、またポスター、チラシ等、そのほか、前回もお願いしたんですが、ケーブルテレビ等、いろんな媒体を使って周知をしてまいりたいと考えております。  また、毎回行っております、亀戸、大島、砂町地区の町会・自治会へも、加盟自治会にも周知をしてまいりたいと考えております。  3としまして、今回の説明会での新たな情報提供の内容でございます。  (1)新飛行経路に関する新たな情報提供としまして、1)、2)とも、こちらは南風の着陸時の内容になりますが、新飛行経路について、実際の航空機の運航に合わせた掲示方法を見直す、また、騒音対策としての飛行高度の引き上げ、この辺の着陸経路に対する進入経路について、新しい到着経路についての情報提供をしていくとのことでございます。  次に、2としまして、(2)航空機からの落下物対策の強化としまして、1)警察と連携した情報収集や原因分析の強化、2)としまして、落下物があってはいけないんですが、これがあった航空会社に対する処分やペナルティの検討を、説明会の中で情報提供していくというところでございます。  報告事項の説明については以上でございます。 13 ◯委員長  本件に関する不明な点の質疑につきましては、この後の陳情審査の際、あわせてお願いいたします。  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題3 27陳情第42号 羽田空港機能強化に関する説明会についての陳情                 (継)     ◎議題4 27陳情第44号 荒川上空を羽田空港出発機の経路としないことを                 国、都に働きかけるよう求める陳情(継)     ◎議題6 28陳情第40号 羽田空港発旅客機の新たな騒音影響に関する陳情                 (継) 14 ◯委員長  次に、議題3、4及び6の3件につきましては、ともに関連する陳情でございますので、これを一括議題といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 15 ◯委員長  御異議ございませんので、議題3「27陳情第42号」、議題4「27陳情第44号」及び議題6「28陳情第40号」の3件を一括議題といたします。  理事者から、一括説明を願います。 16 ◯環境保全課長  ただいま一括議題となりました3つの陳情でございますが、議題の3、それから、議題の6につきましては、教室型の説明の実施の要望、4につきましては、荒川上空を経路としないという陳情でございますが、ただいま報告12で説明をいたしました報告事項の内容以外では特に進捗はございません。  以上でございます。 17 ◯委員長  本件について、報告事項12とあわせて一括質疑を願います。 18 ◯赤羽目民雄委員  おはようございます。この羽田空港の機能強化の問題なんですけども、この離着、離発便が大阪、関空で機体の一部が落下する事故が起きて、決算委員会でも我が党議員が取り上げたんですけども、非常に大きな衝撃を受けました。区民の方からも大変不安の声が寄せられております。  江東区が昨年の11月30日に、このオープンハウス型だけじゃなくて教室型の説明会も行うことと、それから、最大限の騒音軽減策を講じること等、要望していただいているんですけども、今回のこうした落下事故、それから、運用に当たって、国が説明していた北風時の割合が実際と違うという指摘もあります。こうしたずれがある中で、きちんと教室型の説明会を行うこと等、再度国のほうに要望すべきじゃないかと思うんですね。この事故が発生してから、豊島区、新宿区では、もう既に国のほうに安全対策を求める要望書が出されております。ぜひこの時機を逸することなく、江東区としても要望書なり意見を上げるべきと思いますけど、いかがですか。 19 ◯環境保全課長  今回の落下物事故を受けての再度の安全対策への要望書の提出という御質問ですけども、前回の11月30日の要望書の中にも、騒音や落下物等に対するそういう不安をしっかりと払うように説明会の中で盛り込んでということで、区としてもオープンハウス型とともに教室型の実施を求めているところでございます。ですので、要望書としては前回上がった中にも盛り込まれておりますので、この落下物に特化した要望書に関しては、現状のところ提出するということは、今のところは考えていないところではございます。  以上です。 20 ◯赤羽目民雄委員  ほんとに、これは住民のこれからの、江東区のこれからにもかかわる大事な問題なので、これはぜひきちんと取り組んでいただきたいと思うんです。やっぱりこの間の国の説明だと、オープンハウス型で、この羽田空港からの離陸便については、落下事故はないという説明なんですけども、それは把握をしていないだけで、実際に落ちたかどうかはわからないというのが現状なんだそうです。なので、やっぱりそうした、この間いろいろ出されてきた問題を、それから、また新たに指摘された問題を一度教室型で説明会を行って、そこで課題を出し合って、住民と一緒にそうした問題に向き合っていくということが私、大事だというふうに思うんです。やっぱり今回の事故が一たび、生活圏内だったんですけども、住宅地とかに落ちた場合には、もう本当に取り返しのつかない事故になってしまうと思うんですね。だからこそ、もう豊島区とか、新宿区では要望書が出されていて、きのうの新宿区議会では、この羽田空港に関する意見書が議会から上がったというふうにも聞いています。こうした動きがある中で江東区としても、この議会としてもきちんと、行政も求めていますけども、議会としても求めていくべきじゃないかというふうに意見を申し上げます。 21 ◯中村まさ子委員  私もこの間、飛行機からの落下物がニュースになることがちょっと続いたので、大変心配なんですが、10月8日の朝日新聞にも記事が載っていて、今、資料14でも説明、最後に書いてあった航空会社に対する処分とか、ペナルティの検討を国が始めたというふうな記事なんですが、そういう動きがあったというのが1つと、その記事は、国交省によると昨年10月までの7年半に437件、平均すると1年で50件以上部品脱落があったと。報告義務があるのは金属100グラム以上など一定のものに限られているということと、あと、海外の航空会社は含まれていないため、実際はもっと多くの部品が落下していると見られるという記事なんですね。ですから、この落下物に対する不安というのがあって、陳情も2件は説明会をやってほしいという陳情ですが、1件はそういう対策をちゃんとしてくださいということになっています。私は、ですから、ああいう教室型でないとこういうような議論というのがなかなか深まらないと思うんですね。ですから、やはり来年の1月に開かれるんですが、これを教室型にしてくれというふうに要望することはできないんでしょうか。  それから、新聞記事で海外の航空会社は含まれていないというんですけど、日本の航空会社2つ、3つぐらいは思い浮かぶんですが、あとはほとんど海外ですよね。そうすると、落下物については、正確なところは全然把握できていないという状態ではないかと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。 22 ◯環境保全課長  今回、予定されています説明会を教室型に、それから、落下物の把握の御質問だと思います。  まず、今回行う予定の説明会ですけども、国に対しては、これまでもオープンハウス型も大事ですけども、教室型もということで要望書をこちらは出しておりまして、国と都の協議会の中でも要望はしてきているところなんですが、これはちょっとこの前の決算委員会の答弁と重なるところがありますけど、国としては、まだまだしっかりと住民に広く周知をしていきたい。そのための方法としてアドバイザリー会議等で検討した結果でのオープンハウス型、なおかつ今までは、区の公共施設を中心でやっていましたけども、今度はショッピングセンターでより多くの方に来ていただいて、たくさんの方に聞いていただく環境は整えたというところもございます。ということで、今現状としては、オープンハウス型のほうが実施する方法としてはいいんだという形での実施でございますので、区としても教室型をやらないとか、そういうことはございませんので、これからも求めていくことには変わりはございません。  それから、落下物の状況等、もちろん私どものほうも非常に、航空機に関しましては安全が第一ですので、その辺のところはわかるんですが、御意見はしっかりと国のほうには伝えてまいりたいと思いますが、区としてどうこうということはなかなか、しっかりとそういう御意見があったので、国としてもそういう把握も必要なのではないかというところは伝えてまいりたいと思うところでございます。 23 ◯中村まさ子委員  国がペナルティを課すことを検討しているということは、問題は深刻だということは認識があると思うんですね。それは、ぜひ江東区でも情報を引き続き収集していただきたいということです。  それから、説明会に関しては、来年1月24日のこの説明会を教室型にしてくださいということを言ってもいいんではないかなと思っているんです。というのは、2020年が1つのメルクマールになっていますよね、何かいろいろとオリンピックに向けて。そうすると、今、2017年ですから、時間はもう2年ちょっとしか残っていないという中で延々とああいう展示型のをやるのではなくて、同じ地域の人がどう思っているのかというのは教室型でいろんな人が手を挙げて発言することで「ああ、そうか」と思うこともあるし、議論が深まることもありますので、2020年が1つの目安とすれば、もういつまでも展示型ではなくて、教室型にしてくれと、私はもっと強く要望していただきたいというふうに思います。それは要望するということで、はい。 24 ◯委員長  よろしいですね、要望ということで、はい。 25 ◯佐竹としこ委員  さまざまなニュースとか見聞きすると、やはり区民の皆さんが不安の声を上げるというのは当然のことだと思います。私もその近くに住んでおりますので、たまにあの音どうなのかなとか、さまざま不安なこともあります。その中で、区のほうでも要望書を出していただいたということなんですが、今回、アリオ北砂で開催されるということ、また、さまざまこちらで出した要望に対する反応がこれに当たるんでしょうか。ほかになかったのか。それが1点と、また、教室型となると、メリット、デメリットがあると思うんですね。メリットの場合は本当にほかの人の意見が聞けたりとか、さまざまあるんですけども、デメリットの部分では落ちついて説明が聞けない状態に陥る場合もあるということもあります。私、南砂の区民館で2回開催したときに、二度も行かせていただいたんですが、1回は本当に担当の方がきちんとついてくださって、説明をしてくださって、それに対して、こちらも不安なことをきちんと質問して答える機会が、落ちついて聞けたことがありました。で、二度目に行ったときに、1回目に開催した、また、ほかのところで開催したときにこのような意見がありましたと、これに対しては、こういう答えですというのが紙面か何かで配布されたように記憶しているんですけども、今回、教室型を望んでいるわけなんですが、もしできなかった場合にそのようなほかの人の意見をきちんと聞けるような、そういうものが用意されるのかどうか、確認したいと思います。 26 ◯環境保全課長  今回のアリオ北砂での実施の関係でこちらからの要望等というまず1つ目の御質問ですが、やはり区としましては、より多くの方たち、例えば、説明会があるという記事を見たとか、何かで目にしてお出かけになってみるというほかに、ふいに来た方が、今回のショッピングセンターがそうだと思うんですけども、とにかく多くの方がその説明に触れることができるオープンハウス型をやるんであれば、そういう形も1つではないかというようなお話はしてきたところではございます。  それが今回、その方向で実施される会場が全部で16会場、これは前回と同じで、13区で、3市でございますけども、その中の実施会場もなるべく今回はショッピングモールですとか、不特定多数の人が来るような場所が開催場所として選ばれているようでございます。その辺のところは、そういう要望が国のほうに伝わっているのかなと思うところではございます。  それから、2点目の説明会等で出た意見を、その後皆さんにお示しする手法があるかという御質問ですけども、今までも説明会で出た意見を終わった後、ニュースペーパーという形でまとめてお出ししていたという形をとってございます。ですので、今回もそういう方向性、当然国のほうは考えていると思うんですけども、区としてもそういうところはきちんと丁寧な説明をしていくということですので、お話しして要望してまいりたいと思います。 27 ◯佐竹としこ委員  わかりました。さまざまこれから委員会質疑するときなんですが、できればそういうニュースペーパーとかも、ネットか何かで見ればわかるのかもしれませんが、何か私たちにもわかるような、そういうことをしていただければ、また意見もさまざま深まるのではないかと思いますので、これは要望いたします。 28 ◯福馬恵美子委員  ちょっとこの情報提供という形でこういう資料が出されたんですけども、区としては、どういうふうにこの羽田空港機能強化に関与できるのか、確認で質問します。 29 ◯環境保全課長  区としての対応といいますと、まず、国が今回、機能強化に係る説明会等をまず関係区でやっていきますので、その1つの該当区として、それに対する説明会等のPRについては区のほうでしっかりとかかわっていく、かかわることができると思います。  それから、やはりその説明会等もそうですけども、区として、今回の機能強化の方法がやはりしっかりと住民に、また、理解をしてもらえるかどうかというのは見ていかなければならないというところだと思います。区としては、機能強化の必要性については認めているところですけども、その経路等については、まだまだ区民にしっかりと説明していくことが必要ですよという立場に立ってございますので、その辺のところは、きちっと国のほうにも要望し、また、見ていかなければいけないところだと思っているところでございます。 30 ◯福馬恵美子委員  今聞いていますと、区がどういうふうにかかわれるのかというところがはっきりしていないというふうに思うんですね。今、周知であるとか、PR、そして、内容のチェック、あるいは要望を続けたいということなんですけれども、これだけいろいろな意見が出ているときに、なぜ教室型ができないか。今、佐竹委員のほうからメリット、デメリットという話でありましたが、全くそうだと思うんですね。反対派が強硬に意見を述べるということもありますので、教室型が最適とは思いませんけれども、これだけの要望が出ているのなら、区独自で、例えば教室型をするとか、そこで答えるよりも意見の収集という形で、江東区民は何を求めて、何に不満を感じているか、あるいは不安を感じているか、そういう意見収集を江東区独自でするということは可能ですか。 31 ◯環境保全課長  区民と意見収集を区でやるということに関しましては、現状として、国が今、主導でやっている部分だと思いますので、ただ、そのやっている中で区としてもそういうところの必要性というのは考えていかなければならないところもあるのかもしれないんですけども、現状としては、今、国がやっていますので、その中で区としてかかわれるところをしっかりかかわって、その中で見きわめていくというところになるのかなと思うところでございます。 32 ◯福馬恵美子委員  もっともなお答えかなと思うんですけれども、やはりこれは江東区議会に対して出されている陳情を江東区議会議員としての区民環境委員会で審議するときには、区として何ができるかということをしっかりと議論していかなければならないと思うんですね。情報提供を受けました、わかりましたというのではなく、何が区民にとってプラスになるのか、何が不安なのかということを国だけではなく、江東区が独自で情報を収集するということも考えていただきたい。その方法を少し区レベルで議論をしていただきたい、このことを要望して終わります。 33 ◯委員長  本件は一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 34 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は一括継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題5 28陳情第13号 「江東区スポーツ推進計画」の基本理念と区民の                 期待・要望に合致しない区立スポーツ施設・プー                 ル使用料の値上げ構想に関する陳情(継)     ◎議題9 29陳情第43号 江東区のスポーツ振興の充実を求める陳情(継) 35 ◯委員長  次に、議題5及び9の2件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 36 ◯委員長  御異議ございませんので、議題5「28陳情第13号」及び議題9「29陳情第43号」の2件を一括議題といたします。  理事者から、一括説明を願います。 37 ◯スポーツ振興課長  議題の5、28陳情第13号、「江東区スポーツ推進計画」の基本理念と区民の期待・要望に合致しない区民スポーツ施設・プール使用料の値上げ構想に関する陳情及び議題の9、29陳情第43号、江東区のスポーツ振興の充実を求める陳情につきましては、前回の御審議から進捗、変更等はございません。  以上です。 38 ◯委員長  本件について、一括質疑を願います。 39 ◯赤羽目民雄委員  私、2点伺いたいと思います。  まず、高齢者のスポーツの利用料の負担軽減ということで、個人の方は一般利用料より大分安く設定されているんですけど、高齢者の方が集まった団体利用になると、減額、負担の軽減策がないということで、前回の委員会では減免については考えていないという答弁だったんですけども、やっぱり高齢者の方が集まって、この陳情にあるとおり、プールの利用の場合でもそうですけど、高齢者の方が過半を占める団体等については、やっぱり減額制度を設けてもっと利用しやすいように改善すべきじゃないかというふうに思うんですけど、減額についての考え方というのをちょっとお聞かせいただきたいと思います。  それと、スポーツの振興で、とりわけ障害者のスポーツ振興でボランティアさんを要請されていましたね。これも前回委員会で30名ほど集まってまだ足りないという答弁だったんですけども、これから障害者スポーツも進めていく上で障害者スポーツのボランティアさん、江東区としてたくさんスポーツ施設を持っていますけども、これからも見据えてどのぐらいの方に協力をお願いしたいと思っているのか、そういう要請をしていこうと思っているのか伺いたいのと、それから、一般の体育館の利用ですとか、大分、区内のスポーツ団体の方にお願いをして運営を、卓球でいうと、台の空き具合を調節したりとかしているんですけども、なかなか、卓球で言えば、卓球連盟の方も、平日のそこに配置する人が難しいとか、そういう声も伺ってきたんですけども、そういう現場で困っている、そういう実態について、何か区として支援策とか、今検討されていることがあったら、教えてください。 40 ◯スポーツ振興課長  まず、御質問の1点目、団体の利用料金なんですが、前回も御報告させていただきましたとおり、あくまでも団体につきましてはコースを専用する、その時間帯にコースを専用することから、受益者負担の原則から減免については考えてございません。  2点目、障害者スポーツ指導員の要請につきましては、現状区としましては、障害者スポーツの振興に取り組んでいるところでございます。しかしながら、障害者スポーツ指導員の資格を取るというのが、かなりハードルの高い内容になっておりまして、現在、スポーツ推進員さんを中心に取得していただいているんですが、これは区としましても積極的に進めるところではございますが、区民の協力なくしてできないものでございますので、これからも区民の方に御協力を募ってまいりたいと考えております。  最後に、団体の御協力に関してのものなんですが、今、体育協会につきましても、高齢化というのが進んでいるというのが現状でございます。その中で、皆さんお当番をしていただいて区民の一般開放におつき合いいただいて、順番の整理や時には指導に当たっていただいているところでございます。これにつきましても、引き続き体育協会のほうに御協力を募ってまいりたいと考えております。  以上です。 41 ◯赤羽目民雄委員  団体の利用料なんですけど、コースを専用するということなんですが、これも何度も申し上げますけども、高齢者がスポーツに触れ合うことは健康増進ですとか、介護予防にもつながるわけですから、そういった大きな目で見たら、もっとそういうプラスな部分も、いい部分の影響も大きいと思うんですよね。ぜひ受益者負担の観点だけじゃなくて、高齢者のそうした福祉の増進という観点からも、減額等、負担の軽減については検討していただきたいと要望します。
     それと、スポーツ指導員の関係ですけども、あと、体育協会の皆さんにも本当に御苦労されていると思うんです。今、オリンピックが近づいて、スポーツに関心を持って利用しようと思って行ってもなかなか利用できないようなときも、土曜日とか、日曜日とか、よく目にすることがあるんです。そういうときにやっぱり協力を求めるのと、現場の皆さんの声をしっかりと聞いていただいて、支援策をできる限り区としても行っていただきたい、これも要望します。 42 ◯委員長  本件は、一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 43 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は一括継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題7 28陳情第43号 歩きたばこ・ポイ捨て禁止に関する陳情(継) 44 ◯委員長  次に、議題7「28陳情第43号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 45 ◯環境保全課長  議題7、28陳情第43号につきましては、前回以降、特段の進展はございませんが、こちらの歩きたばこ・ポイ捨ての関係ですけども、これまで禁止のシールの増設、それから、パトロールの強化を行ってまいりました。現状としましても、パトロールの強化は実施しているところでございます。  以上でございます。 46 ◯委員長  本件について、質疑を願います。 47 ◯中村まさ子委員  陳情で要望されている路面シートとか、パトロールの強化というのは大分進めてきていただいているということなので、それはいい方向性だなと思っていますので、1つ、東京都が受動喫煙防止条例というのを、まだ成立していないですよね。考えて、案が出ていて、それ見ると、受動喫煙防止ですから、こどもだとか、吸わない人が煙を吸い込まないようにということなんですが、その中に歩きたばこに関しては含まれていなかったんですよね、ざっとあれを見ると。そうすると、歩きたばこも受動喫煙の非常に可能性が高いことですので、何で東京都の条例案には入っていないのかなと思ったんですけども、なかなか厳しくて、例えば、それが施行されると、官公庁が喫煙専用室も不可になります。だから、この廊下の奥にあるああいう部屋もだめということになるのかなと思うんですけども、それだけ厳しいものなのに、なぜ歩きたばこがないのかちょっと不思議なんですが、その辺の認識と、もしそれが成立した場合の江東区、私たちへの影響というか、当然そうなるのかなと思うんですけども、その辺を教えてください。 48 ◯環境保全課長  今回の受動喫煙防止等の案に対する御質問だと思うんですが、私も確認いたしましたが、室内の喫煙の防止がちょっと中心になるのかなと。環境保全課のほうでは、屋外の歩きたばこ等ということで我々のほうはやっております。例えば、その室内が中心になる、例えば、今お話がありました庁舎内とか、そういうところの室内の関係というのが禁煙になって、そうすると、じゃあ、どこでたばこを吸うのかというお話になったときに、屋外での喫煙というのも当然問題といいますか、いろんな考えの中の1つとして挙がってくることは考えられます。ですので、その辺の今まで対応していました屋外での喫煙場所、これは区で設定といいますか、JTさんと協力しながら連携してやっている部分ではございますけども、そういうところをより強化をするようになるのかなというところがございますが、現状としてはちょっとその辺のところの影響というのはまだ見えない部分だとは思います。 49 ◯中村まさ子委員  まだ案の段階ですので、これは屋内の禁煙を中心とした条例案だということなので、成立したら影響はあるんだろうなと思っています。  この陳情に関しては、このシールとパトロールについては進んできているということなんですが、その辺は陳情者の方はどう認識されているのかというのはわからないですかね。接触は、委員長とかしていないでしょうか。 50 ◯委員長  接触しているわけではないですね、陳情の段階ですけども。よろしいですか。 51 ◯川北直人委員  今、中村委員からもありましたが、本件陳情に関しては、シールとパトロールで対応していただいているということで、この場所に限らず目立つところ等々いろいろ御意見が地域から上がっていると思いますので、引き続きそれは行っていただきたいということを要望しつつ、本件に関しては今、個別の対応ということでシール等の対応をしていただいているということですので、今、中村委員からもありましたが、委員長のほうで、この陳情者の方とお会いしていただいて、現状の御認識を伺った上で取り下げも含めて委員長のほうで対応して、お話をしていただければと思います。 52 ◯委員長  ほかに御意見はいいですか。 53 ◯鬼頭たつや委員  済みません。歩きたばこ・ポイ捨て、非常に駅の周辺はたばこのポイ捨てが多くて、シルバー人材さんの人が、あとチョッキを着て清掃してくれている人がいるんですけど、千代田区ではたばこのポイ捨て、たばこ吸っていると2,000円という罰金がありましたよね。そうしたことで、少なくなっているということなんですけども、江東区ではそういう方向には行かないんですか。やってほしいんですけど、罰金というか、条例というか、歩道でたばこを吸っちゃいけないとか、歩きたばこというのですけど。 54 ◯環境保全課長  条例の中では罰金までは、現状としては求めていないところではございます。  ただ、歩きたばこの数なんですけども、21年に今のパトロール、それから、推進員さんなんかも含めて強化を図りまして、例えば東陽町の周辺、1時間に、これはあくまでも平均になりますけども、朝と、それから夕方の時間帯なんですが、例えば、21年に1時間で86本のポイ捨ての数があったんですが、昨年ですと、平均で18本という形に減ってございます。これは、ほかの、例えば豊洲ですとか、南砂町駅ですとか、辰巳のところですとか、そこにつきましても数が減少している状況でございます。ですので、区としては、今、取り組んでいるところで条例を定めて、なおかつパトロール等強化して、またシール等、ポスターも含めていろんな形で対応していきたいと思っているところでございます。 55 ◯鬼頭たつや委員  わかりました。今、86本から18本ということに減っているということを聞きました。これをゼロにするように頑張ってほしい。そうすると商店街もきれいになると思います。よろしくお願いします。  以上です。 56 ◯赤羽目民雄委員  この陳情者の方、南砂町周辺の歩きたばこ・ポイ捨てが目につくということなんですけども、この辺のパトロールというのは、今、どういうふうになっているんでしょうか。  それと、江東区全体でこのポイ捨てが多い地域とか、受動喫煙とか、そういう歩きたばこが多いとかいうので、特別力を入れていたりするところがあるんでしょうか。  先日、辰巳駅とか、陳情があったり、議会でも取り上げられて喫煙所が増設されたという報告は聞いたんですけども、そういった駅前の喫煙所ですとか、それも受動喫煙の関係で場所をずらしてほしいとか、いろいろ声があるんですけども、江東区としてこうした問題、特に駅の周辺、何かとりわけ取り組んでいることがあったらお聞かせください。 57 ◯環境保全課長  まず、南砂町のパトロールの状況ですけども、当初は南砂町駅のロータリー周辺だったんですが、この陳情もありましたということで永代通り側の新砂地域のほうまでパトロールの地域を伸ばして強化をしたというところでございます。  南砂のポイ捨ての状況ですけども、これは年間の吸い殻の数になるんですけども、一日平均ではないんですが、21年のときに2万2,067本、年間ですね。それが現状では2,009本という形に減ってはおります。  特に、ポイ捨てが多い地域ということになりますと、先ほどちょっと東陽町ですとか、豊洲ですとか、その辺になってくるのかなというところではございます。それに関しましても、先ほどちょっとお話ししましたが、路上のシール、それから、パトロール等々、それから、年間32回推進員さんによる呼びかけ等、そういう形での取り組みをして、ポイ捨てを歩きたばこも含めて少なくするように区としては対応しているところでございます。 58 ◯赤羽目民雄委員  歩きたばこ、それから、ポイ捨てはやめようということでいろんな施策を講じていただいていると思うんですけども、例えば今度、区民まつりがありますね。こうした区民の方が多く利用されるときには、積極的にこの受動喫煙の問題とか、ポイ捨て・歩きたばこの問題を啓発していただきたいというふうに思います。  そういったパトロールの方等の努力で本数も大分減ったということなんですけども、具体的に何か、南砂もそうですけど、パトロール員さんをふやしたりとかいうようなことはされたんでしょうか。 59 ◯環境保全課長  パトロール員の数をふやしたということはございません。見回る地域を広げた。また、中には御要望があって、パトロールルートを少し変えて対応したと、そういうことはしてございますが、例えば、人数をふやしたとかいうところでは、現状としてはありません。 60 ◯委員長  よろしいですか。 61 ◯佐竹としこ委員  私も南砂町駅の周辺というか、役所に来るときに、そこを自転車で通ってくるんですが、実はつい最近なんですけど、あそこはよく保育園とかの散歩コースにもなっている場所もあるんですね。本当によちよち歩いているこどもたちが何人か先生のもとで散歩しているわけですけども、実はその横を女性が歩きたばこをして、手をちょっと下に下げて、こちらと交差するので、あらと思ったら、下げたんですね。下げたところはこどもさんの顔の近くになるわけですよ。本当にこどもさんって、どこに動くかわからないし、危ないと本当に思ったんですね。危険ですよということは声かけたんですけど、一般の人が声かけるってすごく勇気が要るんですね。ですから、やはりパトロールの方がパトロール中というのはすごく抑止にもなると思うし、また、シールも抑止にはなるんですが、ちょっと今、工事中でがたがたしていたりして、なかなかあれなんですよね。ただ、こういうことで危ないんだと、なぜ危ないんだということも、もっともっと周知をしていかないといけないなということをすごく今感じています。ですから、そういうことも含めて、また、さらに対応をお願いしたいと思います。これは要望です。 62 ◯委員長  要望でよろしいですか。  大変多くの方々から御意見いただきまして、東京都の条例が出たということもありまして、今、皆さん一番興味深いところだと思うんですけども、今回の陳情につきましては、歩きたばこ・ポイ捨てに関しての掲示ということだったんですけども、川北委員からも提案がありましたんですけども、本件につきましては、陳情者に取り下げ等の意向を確認することとして、本日のところは継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 63 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題8 29陳情第35号 個人番号の記載欄を追加した地方税法施行規則等                 の一部を改正する省令の撤回を求める意見書提出                 を求める陳情(継) 64 ◯委員長  次に、議題8「29陳情第35号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 65 ◯課税課長  議題8、29陳情第35号につきましては、前回の委員会以降、状況に変化はございません。  以上でございます。 66 ◯委員長 本件について、質疑を願います。 67 ◯中村まさ子委員 前回、江東区はアスタリスクで埋めて番号を入れないものを通知送りましたということでした。それで、個人番号を記載しない理由が、簡易書留だと5月中に間に合わない、それから誤配送による情報漏えいのリスクがある、郵便料金が3倍以上になるというようなことの説明がありました。  それで、あれを送って、5月中ですから、もう何カ月かたったんですが、お伺いしたいのが、まず、江東区で特別徴収税額通知書の誤配送というのがあったのかどうか。番号が入っていないわけですから、漏れても番号が漏えいすることはないんですが、誤配送という事態があったのかどうか。これは全国で何百件と発生しているということですので、ということが1つ。  それから、全国の自治体でも番号を入れないで送ったところが23区だと19区もあるということなんですが、その事態について、その後、国は何か言っているのかということですね。  それから、来年もまた5月中に送らなくちゃいけないんですが、来年度に向けて、何か検討していることがあれば教えてください。 68 ◯課税課長 中村委員からの3点の御質問にお答えいたします。  まず、通知書の誤配送があったかという御質問でございます。こちらにつきましては、残念ながら1件ございまして、5月19日にその事実がございましたので、こちらのほうではプレス発表もさせていただき、当該の方には謝罪をさせていただいたところでございます。  中身といたしましては、別の会社の特別徴収義務者に、ほかの会社の職員の方の情報が3名分含まれて行ってしまったということでございまして、課税課職員のヒューマンエラーというところでございまして、課内の体制を強化するとともに、今後、二度とないような形で周知してございます。  続きまして、国の動向でございます。国の動向につきましては、特に大きな動向、アプローチというのはございません。  それから、来年何か検討しているかということでございますが、一応、大きく環境が変わらない限りは、来年以降もアスタリスクで進めさせていただきたいとは思っているところでございますが、何分、国の動向が大抵年度末に集中的に通知等で来る傾向がございますので、来年度、万が一、どうしてもナンバーを書かなきゃいけないというような事態になったことを想定して、郵便料金につきましては、簡易書留分を予算計上要求する予定でございます。  以上でございます。 69 ◯中村まさ子委員  残念ながら誤配送があったということですが、個人番号は漏れてはいませんけども、そういう誤配達の場合の取り扱いというのは、決まっているんでしょうかね。  それから、国は特に言ってきていないというのは、国もしようがないかなと思っているんでしょうか。  これは保険医協会が出した陳情なんですが、例えば、9月には証券業界がマイナンバー記載の負担軽減を国に要望したというニュースがありました。私もそうですけど、すぐ番号がわからないとか、それから認知度が低いとか、あとプライバシーが漏れることに対する不安とかがあって、なかなかマイナンバーが記載してもらえないと、むしろその取引に支障が出てきているということで、証券業界も何か予想外に結構反発が多いということで、マイナンバーの記載について、もうちょっと負担を減らしてくれと言っているそうなので、これは保険団体、あるいは証券業界だけの話ではないというふうに思ってますので、私は、この意見書を国に出していいんじゃないかなと前回も言いましたけども、そう思っています。  事務局にお伺いしたいのですが、意見書を出した自治体というのは、もし把握できていますでしょうか。 70 ◯事務局次長  23区の中なんですけれども、本区以外に15区に同趣旨の陳情が提出されております。そのうち不採択になったのが2区、継続になっているのが4区、参考送付という形で審査しないという状況の区が8区、それから、審議未了が1区という状況でございます。 71 ◯委員長  いいですか。 72 ◯事務局次長  済みません。ですので、採択はなしという状況でございます。 73 ◯委員長  よろしいですか、中村委員。 74 ◯課税課長  誤配達があった場合に、何か体制があるのかということでございます。こちらにつきましては、個人情報保護制度に関する政府の第三者機関、個人情報保護委員会というのがございまして、こちらのほうに報告をすることになってございます。今回の場合は、個人番号が書かれていませんでしたので、そのような対応はとってございませんが、それは全国一律の体制といいますか、そういったことでございます。  また、江東区の中では、そういった個人情報が漏れた場合、今回の個人番号につきましては特定個人情報ということでまた別でございますが、個人情報が漏れた場合は副区長をトップとする情報伝達の連絡ルートがございまして、そちらのほうに連絡をさせていただき、区として区長に対しても即時御連絡をさせていただき、区として対応をまとめて実施しているところでございます。  また、マイナンバー情報漏えいについて、どれぐらいの状況かということでございますが、個人情報保護委員会のほうに連絡があったということで、2016年度閣議決定している件数につきましては、全国で165件と聞いてございます。  以上でございます。 75 ◯中村まさ子委員  はい、わかりました。今回は番号を入れていないですけども、それでも税額通知書が間違った人のところに届いて、もし開封されたら、それはそれで一定の個人情報が漏えいしたということになるんですが、今回もそうだったんでしょうか。 76 ◯課税課長  今年度から誤配送の心配がございましたので、実際、個人情報というところでは住所、氏名については残念ながら特別徴収義務者の方にごらんいただいてしまったということになってございますが、その税額の中身につきましては、保護シールで全て目隠しをしている状態でございましたので、受け取られた方も大変善意を持って対応していただけたものですから、中身を見られるということはなかったというところでございます。  以上でございます。 77 ◯委員長  よろしいですか。  意見書という御意見もありましたけども、採択もされていないという報告もありましたので、本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 78 ◯委員長  御異議がございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題10 29陳情第50号 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続につ                 いて意見書の提出に関する陳情 79 ◯委員長  次に、議題10「29陳情第50号」を議題といたします。  本件は新規付託でありますので、事務局より朗読いたさせます。                (事務局朗読) 80 ◯委員長  理事者から、説明を願います。 81 ◯課税課長  それでは、議題10、29陳情第50号の趣旨3項目について御説明させていただきます。  恐れ入りますが、資料2をごらん願います。  初めに、1の小規模住宅用地に対する都市計画税の軽減措置でございます。  都市計画税は、都市整備などの費用に充てるための目的税で、本来、市町村税ですが、23区では特例により都税として課税してございます。  このうち、小規模住宅用地に対する都市計画税につきまして、都民の税負担を配慮し、昭和63年度から軽減措置を実施しているところでございます。  軽減措置の概要でございますが、23区内の住宅用地のうち、住宅1戸につき200平米までの土地に関する都市計画税について、2分の1に減額しているところでございます。この制度による江東区分の影響額は、東京都の平成28年度決算ベースで約8億5,000万円と聞いてございます。  次に、2の小規模非住宅用地に対する固定資産税及び都市計画税の減免措置でございます。  固定資産税につきましても、都市計画税と同様に、本来、市町村税ですが、23区では特例により都税として課税している普通税でございます。この減免措置は、平成14年度から厳しい経済状況下にある中小企業等を支援することを目的に実施しております。  (2)の減免措置の概要でございますが、対象となる土地の要件は、23区の非住宅用地の一画地が400平米以下の土地でございます。このうち、200平米までの部分について、固定資産税及び都市計画税を2割減免するものでございます。  この制度による江東区の影響額は、固定資産税と都市計画税を合わせまして、約4億4,000万円と聞いてございます。  次ページをごらん願います。  3の商業地等に対する固定資産税及び都市計画税の負担水準の上限引き下げ措置でございます。  東京都では、負担水準の不均衡の是正及び過重な負担の緩和を目的といたしまして、平成17年度から固定資産税と都市計画税の負担水準の上限を引き下げる措置を実施しております。  商業地等の課税標準額につきましては、表にございますように、負担水準に応じた調整措置がございます。  減額措置の概要は、23区内の商業地等を対象に、負担水準が65%を超えた場合は、課税標準額を価格の65%に減額するものでございます。  この減額措置による江東区分の影響額は、固定資産税と都市計画税を合わせまして、約2億2,000万と聞いてございます。  最後に、これらの軽減措置継続の取り扱いにつきましては、ここ数年の例でございますが、年明けの1月に継続の決定を行い、都議会第1回定例会で都税条例の改正を行っているところでございます。
     私からの説明は以上です。 82 ◯委員長  本件について、質疑を願います。 83 ◯星野博委員  この陳情は毎年恒例の陳情ですよね。それで、これ江東区議会でも採択して、この処置が毎年継続しているというふうに理解しているんですが、毎年毎年のことなんですけど、東京都のほうでも、どうせならと言っちゃあれなんだけど、ある程度、継続、恒久的な処置にしてくれなんていう声、もうちょっと継続して、暫定的な処置として、そういう声もあるんじゃないかなと思います。まず、そうならないのは、なぜなのかお聞きしたいですね。 84 ◯課税課長  3点の項目について、なぜ恒常的にならないかという御質問でございますが、まず、1点目といたしましては、こちらの根拠になっている法改正というのが、国のほうでの税制改正の中で議論された上で、成立した上で、都がそれを受けまして実施しているような格好でございますので、毎回毎回税制改正の中身を見てからの判断になるのではないかなと。これは推測でございますが、東京都に直接確認したところではございませんが、私が考えているところは、そういったところでございます。  あとは、私どもも国のほうできちんと法制化していただければ、各自治体での判断というところはなくなってくるので、都市部においては、ほかの地域と違うというところで、しっかりと法制化していただければいいという希望は持ってございます。  以上でございます。 85 ◯星野博委員  そういうことであれば、毎年、多分来年もこの陳情が出てという手続になるんでしょうけども、恒例と言っちゃなんですけども、ここでは採択ということになるのかなと思っております。 86 ◯赤羽目民雄委員  本当に国のほうは、緩やかに景気が回復しつつあるとよく言われますけど、まだまだ区内経済を見ていても、中小企業、商店の皆さん、小規模事業者の皆さん本当に大変な状況にあるというふうに思っております。しかし、この固定資産税、都市計画税の軽減の対象に、やっぱり過去最高の内部留保のある大企業も対象になっているんですよね。なんですけども、やっぱり中小企業、それから、小規模事業者の支援を目的としているというところで、この陳情者の方の願意にも沿って、私もこれは採択すべきというふうに思います。 87 ◯委員長  御意見出ましたんですけども、お諮りいたします。本陳情を採択することといたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 88 ◯委員長  御異議ございませんので、本陳情は採択することに決しました。  なお、その旨を議長宛てに報告いたします。  また、意見書の提出につきましては、時機を逸しないよう、今定例会での提出を考えております。ついては、意見書の案文の作成は正副委員長に御一任いただき、この委員会の後に各委員に御確認していただいた上で御了承いただきたいと存じますが、いかがでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 89 ◯委員長  それでは、さように決定いたします。委員各位の御協力をお願いいたします。  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題11 29陳情第56号 大気汚染調査に関する陳情 90 ◯委員長  次に、議題11「29陳情第56号」を議題といたします。  本件は新規付託でありますので、事務局より朗読いたさせます。                (事務局朗読) 91 ◯委員長  理事者から、説明を願います。 92 ◯環境保全課長  それでは、議題11、29陳情第56号でございます。こちらの趣旨と、それから理由につきましては、今、読み上げた内容でございまして、まず、区としての対応といいますか、考え方をお話しさせていただきますと、まず、昨年11月に実施をしたというのが陳情の中にございますけども、昨年11月の調査につきましては、交差点での排ガスの調査、これは区内10カ所でやっている調査なんですけども、1カ所、工事でできない箇所があった関係で去年こちらの越中島三丁目のところでやったという事実でございます。  それから、簡易型のフィルターバッジでの調査、こちらについては、11月の稼働前と1月の稼働後という形での調査をしてございまして、今、お話しした内容につきましては、ことしの1定のほうでも数値等を報告させていただいて、特に大気に大きな影響があるという状況ではなかったという報告をさせていただいてございます。  それで、本区の対応ですけども、1点目の都立三商前の交差点での大気汚染調査、区では大気汚染調査に関しまして、定点調査、それから、先ほどちょっとお話ししました排ガスの調査、ボックスの調査、それから南部地区を中心に行っていますが、フィルターバッジの調査をやっておりますので、そのフィルターバッジの調査の1カ所として、今年度もこちらの三商前の交差点が入ってございます。これは去年から実施したところでございますけども、その辺のところを実施してまいります。  それの状況をやはり見て、当然、前回の数値もありますので、状況を見て検討してまいりたい。現状としては、区内に環境基準を上回る地域はございません。ですので、区としては、厳しい状況にあるということではなく、その辺の状況をきっちりとこれからも見ていきたいというところでございます。  2つ目につきましては、この結果等を見て、状況がやはり環境基準を上回るなど大気の状況が悪いといいますか、悪化が認められるようであれば、それは検討していくものの1つなのかなというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 93 ◯委員長  本件について、質疑を願います。 94 ◯赤羽目民雄委員  本当にこの陳情者の方は、この近隣にお住まいの方、大変本当に心配されております。それで、環境保全課長さん、昨年度調査をして、大気に大きな影響がなかったと、今、そういう御説明だったんですが、この陳情書にもあるとおり、この福山通運のトラックターミナルがまだ操業前の数値ですよね。それが今、本格的に操業が始まって、状況はやっぱり大きな影響があると思うんです。このことについてはチェックしていただきたいのと、きちんとバッジフィルター、これもやるのと同時に本年度もこの定点でのボックス型の測定というのもしっかりやっていただきたいと思うんです。  昨年度は住吉のほうで工事があって、その声があった越中島のほうで調査されたということなんですけども、その調査箇所について10カ所から11カ所にふやすなどして、ここで私は、大気の状況をきちんとつかんでいく必要があるんじゃないかと思うんです。区のほうから、それから、また陳情者の方々が調べた調査結果を見てみますと、やっぱり区のデータを見ても10カ所の中でも、やっぱり高いほうの水準にあるわけですよね。さっきも言いましたけども、福山通運の操業前の数値でもこれだけ二酸化窒素ですとか、浮遊粒子状物質などが検出されているということなんで、これが今、本格操業されたときですから、やっぱりこの状況については、把握すべきだというふうに思います。いかがですか。 95 ◯環境保全課長  2点の御質問だと思います。  まず、ボックス型の実施につきましては、これは2点目の質問にもかかわりますが、現状として大気の状況を見るのに1つの方法で排ガスのボックス型がございますけども、区として大気汚染の調査の中の1つとして、フィルターバッジ南部地区やってございます。それの1つとして実施をしている箇所の、当時、三商前の交差点ということで捉えてございます。ですので、そこで十分、まずは状況を見させていただけたらと思っているところでございます。  それから、10カ所のボックス型の水準というお話ですけども、現状として、まず最初に、先ほども答弁しましたが、区として環境基準を超えている箇所はございません。ですので、状況として厳しい箇所はないというふうに、こちらは認識してございます。ですので、先ほども1点目の質問でお話をしましたが、そこのフィルターバッジの簡易調査でもしっかりとまず把握ができると思いますので、その辺のところを見きわめて、その状況によって、次の段階に行きたいなと考えているところでございます。 96 ◯赤羽目民雄委員  状況として厳しい箇所はないんだという答弁だったんですけども、この本格操業が始まって、この近隣で暮らしている方々がやっぱりこの大気の状況が心配だという声を上げているわけですから、バッジフィルターで様子を見てということじゃなくて、ボックス型、このほうがやっぱり数日かけてしっかり調査できるわけですから、これで調査していただきたいと思うんです。  この福山通運の本格操業が始まって、1日1,500台のトラックが通行すると。この間の議論のやりとりですと、この福山通運のランプの傾斜の角度によってこのCO2ですとか、NO2、この排出量に影響するんじゃないかということで、区のほうから福山通運に聞いてほしいと、その角度について調べますというような答弁だったと思うんですけども、その辺について、福山通運のほうには働きかけていただいて、情報のほうは得たんでしょうか。  それと、何度も申し上げますけども、やっぱりバッジフィルターとボックス型とでは大分この検査結果の数値も大きな差があるんですよね。だから、私は、住民の皆さんの不安にしっかりと寄り添っていただきたいというふうに思います。  以上、伺います。 97 ◯環境保全課長  福山通運のターミナル内の傾斜の御質問でございます。まず、その質問に関して区のほうから働きかけてくれたらということですが、こちらから福山通運のほうには、お伝えしてございます。わかれば教えていただきたいと。  ただ、現状として、そのお話の結果はまだないんですが、福山さんのほうの話では、建物内の状況を考えて、厳しい。例えば、坂でトラックがエンジンをふかして排ガスが出るとか、そういうような構造にはなっていないと。建物の中の上りと下りも分かれていますし、現状としては、中で排気ガスが充満するような状況ではないというふうには認識していますよというお話は伺っております。  ただ、傾斜角度については、まだちょっとお返事をいただいていないところでございます。 98 ◯中村まさ子委員  陳情の本文のほうに福山の話として、トラックの台数は建てかえ前と変わらないけど、稼働はふえるというふうに書いてあったんですが、そうすると、当然、排気ガスもふえるのかなと思うんですが、稼働を始めてもう9カ月近くたっているので、その辺の把握というのはできているんでしょうか。  あと、三商前の交差点の調査をやるということで、ぜひそれは継続していただきたいなと、これは要望です。  それから、もう1つ、住民の方から福山の敷地内にCNGスタンドをやっとつくり始めたところだと。それができると、こちらの越中島ハイツの1号棟の前を通ってそのスタンドに行くようになる。そうすると、当然、非常に住居に近いところの交通量がふえることになるんだけれども、それが影響がないのだろうかというお話をお聞きしました。そのことについて、区は何か福山から報告を受けたりしているのでしょうか。 99 ◯環境保全課長  2点の御質問でございます。  まず、台数は同じですけども、稼働がというお話なんですけども、一応、区のほうの理解としては、1日の稼働台数は変わりませんというお話は承っておりますが、稼働がふえるということについては、ちょっとまだこちらのほうにはお話が来ていません。  それから、CNGスタンドの関係の影響ですけども、確かに、間もなく稼働がスタートしますよという御連絡はこちらはいただいております。それから、当然CNGということは低公害車になりますので、福山のほうの自動車の管理計画、これは東京都に出している部分の中でも28年から32年までの間に、低公害車を含めて排ガスになるべく影響がないような形での取り組みとして40%ということで、これは計画ですけども、出しておりますので、そういうところは、こちらは承っているところですが、そこのCNGのスタンドができたことによっての影響がというのは、現状としてこちらのほうには、まだお話は来ているところではございません。 100 ◯中村まさ子委員  稼働はふえていないというふうに聞いているということなので、その辺が本当にそうなのか。1,500台という数字が前回も出ていましたけども、それが繁忙期の数字なのか、平均しての数字なのか、その辺の実際の稼働後9カ月ぐらいたっていますので、その辺も確認したほうがいいのかなというふうに思います。  それと、CNGスタンドについては、今度新しく住宅の前を通るという状況変化が出ていますので、それについて、住民の方が越中島ハイツ側もフィルターバッジで調査してほしいという要望が出ていますので、それについて、通行量とか見てからということになるのかもしれないんですけども、それをぜひ、福山に求めるか、あるいは江東区が検討するかしていただきたいんですが、それについての認識はいかがでしょうか。 101 ◯環境保全課長  越中島ハイツと福山の間のフィルターバッジにつきましては、先ほどの答弁とちょっと重なりますけども、まず、フィルターバッジで、大気の状況ですので、本当にここの場所ということではないと思うんですけども、まず、そこで状況を見させていただいて、その後の対応は検討したいと思っているところでございます。 102 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 103 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項1 江東区図柄入り新ナンバープレート導入の検討について 104 ◯委員長  続きまして、報告事項に入ります。  報告事項1「江東区図柄入り新ナンバープレート導入の検討について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 105 ◯地域振興課長  それでは、報告1、江東区図柄入り新ナンバープレート導入の検討について、御報告申し上げます。  恐れ入りますが、資料3をごらん願います。  まずは、1の検討経緯でございます。  (1)第2弾の募集時、平成26年に同様の募集がございましたが、このときの対応といたしましては、近隣区との連携を検討したものの、調整がつきませんで、また、区民、自動車ユーザーの機運の高まりにも時間が必要と判断し、申請を断念した経緯がございます。  (2)第3弾、今回の募集につきましては、新たに市区町村単独での導入が可能となりました。平成28年3月には江東ブランディング戦略を策定し、また、2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて、区の魅力発進に積極的に努めておりますが、そうした経緯も含めて7月には導入の検討委員会を立ち上げたところでございます。  2の導入目的でございますが、江東区の知名度アップにより、地域振興や産業の活性化、観光振興につなげる。また、事業者、区民が江東ナンバーを使用することで地域の一体感、区への愛着心の醸成を図るという目的がございます。  3の地域名称でございます。地域名称は上記の導入目的並びに国の地域名称の基準から漢字二文字の「江東」とし、区民の御意見をお伺いする予定でございます。前回募集の際には、複数の自治体での参加ということでございましたので、複数で検討するという場合は「江東」という二文字というのは通らないところでございます。今回の国の基準の中では、行政区域や旧国名などの地理的名称であり、当該地域をあらわすものとしてふさわしいものであることという基準がございます。そうした基準から照らし合わせますと、これまで検討した「東京湾岸」といった先進的な名称も検討の対象でございましたが、なかなかその湾岸という地理的名称ではない地形的名称、あるいは「東京湾岸」という広域的な名称については、イコール全国からそれが江東区というふうに想起に至るところには至らないであろうというところから、この国基準のところから照らし合わせると、やはり「江東」ということで、今回は、今までの足立ナンバーから江東ナンバーに変更するということを区民の皆さんに賛否を伺う、そういったことになろうかと思います。  4のPR、アンケートでございます。10月21日号の区報に掲載をいたし、ホームページ、区民ホール等でアンケートをやります。また、区民まつりにて10月28日、29日はアンケートブースを出展いたします。また、郵送によるアンケートの実施を11月に行いまして、無作為抽出で御意見を伺います。  5のスケジュールでございます。本年11月まで東京都へまず要望書を提出し、来年の3月まで国交省へ導入の申し込みをいたし、これが通った場合その後、来年12月までに図案を提案し、平成32年度中にナンバープレートが交付される、このような予定になってございます。  簡単でございますが、私からは以上でございます。 106 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 107 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項2 区民交通傷害保険の自転車賠償責任プラン改定について 108 ◯委員長  次に、報告事項2「区民交通傷害保険の自転車賠償責任プラン改定について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 109 ◯地域振興課長  それでは、報告事項の2、区民交通傷害保険の自転車賠償責任プラン改定について、御報告申し上げます。  資料の4をごらん願います。  1、江東区民交通傷害保険事業につきまして、この事業は区が窓口となり、少額の保険料で区民が加入することができ、車両による交通事故によりけがをした場合に保険料を支払う事業でございます。また、自転車賠償責任プランは、こうしたコースに300円の保険料を上乗せすることで加入ができまして、自転車運転中の加害事故により法律上の損害賠償責任が発生した場合、これを補償する制度でございます。  2の改定の概要でございます。江東区及びこれを構成しているのは23区中10区でございますが、他区からの強い要望により、引受保険会社にて検討をいただき、加害事故による賠償対象の保険を手厚くするため、自転車賠償責任プランの補償保険金額の改定を行ったところです。  3番、改定の内容でございます。1)保険金額を従前の1,000万円から1億円に引き上げる。また、2)保険料を従前の300円から400円に引き上げる、100円のアップでございます。下に小さい表で恐縮でございますが、現行の表、それと改定後、右側になってございますが、こうしたところで区民交通傷害の基本の年額保険料は1,000円、1,700円、2,900円というところがございまして、その下、区民交通傷害自転車賠償プランというのが、それぞれ今回改定された後だと400円をプラスしたような補償になってございます。  今後の予定でございますが、平成30年4月1日保険始期の契約により実施をいたします。申込期間でございますが、30年2月1日から3月30日まで。実は、この点も従前1週間ぐらい前まででやめていたんですが、今回3月末まで伸ばして便宜を図ったところでございます。区役所の窓口及び郵便局、金融機関で受け付けをしてございますので、こうした時期にたくさんの方々が加入いただくように周知に努めてまいりたいと思います。  なお、この保険につきましては、この期間にのみ募集をかけるということで、さまざまな手数料やかかる金額を圧縮して年間でこの金額、民間の保険ですと、なかなか一月でこの金額というのもございますので、そうしたところを工夫した保険でありますことをつけ加えて御報告いたします。  以上でございます。 110 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 111 ◯赤羽目民雄委員  区民交通傷害保険金額が引き上がって本当によかったと思うんですけども、本当にこの間の新聞報道等でも自転車事故で多額の損害賠償を求められるケースもある中で、こうした対応は本当にいいことだというふうに思うんです。  そこで、積極的にこの自転車賠償プランに加入を促すような自転車販売店との連携ですとか、それから、これは多分、交通対策課との連携ともなると思うんですけども、そういう庁内との連携というのはどうなっているのかというのと、期間限定で、この期間内にやることで圧縮したという説明だったんですけども、多くの区民の方に入ってもらうには、やっぱり申し込み期間、1月1日からとか、もう少し長くできないのかと。それは、今後の課題として検討されているのかどうかというところを伺わせてください。 112 ◯地域振興課長  赤羽目委員から3点の御質問でございます。  まず、1つは、周知でございますけれども、今、自転車販売店のようなところの御質問がございましたが、現状、東京都の自転車商協同組合の深川支部さん、区内にそういったところがございますので、そういったところとも御相談して、周知ポスターを張ったり、そういったことを御協力いただけるということを今話し合いをしているところでございます。また、区は200カ所以上のところでポスター、あるいはこの申込書などを配置してございますので、まさにそういった周知を強めていきたいと思っています。  また、庁内では交通対策課とも連携をとりまして、そもそもこういった保険が適用しないような状況、交通事故がない状況が望ましいので、交通安全の対策を深川・城東交通安全協会などと一緒に強めながらも、こうしたものを御利用いただいて備えておくということを共通認識として土木部とも持っております。  期間の延長につきましては、江東区だけでやっているものではございませんので、これは課題として認識はしてございますが、今後10区、あるいは保険会社との検討課題というふうに認識してございます。  以上でございます。 113 ◯中村まさ子委員  これは資料見て、とてもいいなと思って、我が家でも早速忘れないで申し込もうと思っているんですが、現行の加入者数がこの自転車プランはどのぐらいいるのか。それから、支払い実績がどのぐらいあったのか。それから、これは保険会社はどこが引き受けているんですか、そこを伺います。 114 ◯地域振興課長  例えば、平成28年度の数字で申し上げますと、加入人数は2万8,222名、合計の保険料につきましては4,700万円程度でございます。  それで、支払い実績につきましては、昨年度は保険会社からその事故に対しての支払いということだったと思いますけれども、こちらについては3,500万円ほどの支払いがある。結構、やっぱり、けがをされた場合通って、そういったところでの適用もあるということで、また、残念ながら1件、自転車の事故で車両との接触で死亡された事故があって600万円の支出がなされたというところもございましたので、こういったことがないように、先ほども申し上げましたが、交通安全に留意するということで進めていきます。  保険会社については、損保ジャパンでございます。 115 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項3 第35回江東区民まつり中央まつりについて 116 ◯委員長  次に、報告事項3「第35回江東区民まつり中央まつりについて」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。
    117 ◯地域振興課長  報告事項3、第35回江東区民まつり中央まつりについて、御報告申し上げます。  資料の5をごらん願います。  1の開催日時につきましては、既にお知らせているとおり、10月28日、29日、1週間従前よりおくらせての開催でございます。  2の中央まつりの概要でございます。(1)のオープニングテープカット、(2)パレード、オープニングセレモニー、こうしたところは例年どおり木場公園の大橋を中心に開催するところでございます。  (4)東京2020オリンピック開幕1,000日前イベント、こちらにつきまして詳細、オリンピック推進特別委員会でも御報告の予定をしてございますが、28日の土曜日、この日が2020年7月24日のオリンピック開幕の1,000日前に当たることから、木場公園イベントのメーンステージで、あと豊洲シビックセンター、それと総合区民センター、この3カ所において、正午に合わせてカウントダウンを始め、正午に1,000人によるバルーンリリースを行う予定でございます。その後、次のアスリートによるトークショーを開催いたします。木場公園メーンステージでは、水泳の松田丈志さん、またパラ車椅子卓球の別所キミヱさん、それと豊洲シビックセンターでは瀬古利彦さん、総合区民センターでは千葉真子さん、こうした方々のゲストを迎えてトークショーを開催の予定です。  (5)区内共通商品券の販売、こちらにつきまして毎年やってございますが、多目的広場にて7,000万円分の江東区内共通商品券を販売します。昨年は5,000セットでございましたので、増額をして販売をする、このようになってございます。  6の無料巡回バス、こちらもかなり利用が多く好評でございます。昨年も乗り残しがないような状況で運行させていただきました。  7の江東区民まつり中央まつりの情報発信は公式ホームページを開設し、ツイッターを開設してリアルタイムでお伝えをしております。  なお、本日付でこうとう区報の特集号を発行して皆さんに来ていただけますよう、周知をしているところでございます。  以上でございます。 118 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 119 ◯鬼頭たつや委員  済みません。区内の共通商品券、非常に、昨年は5,000セットというんですけど、これは全部売れたんですか。その1点と、あと5,000セット販売して、回収率というのはどんな形ですかね。 120 ◯経済課長  販売ということでございますが、昨年度2,500セットずつ、2日間販売しまして当日完売してございます。今年度は3,500セットずつ、2日間ということで予定しております。  換金率ですけども、プレミアムがないものを含めてなんですけども、かなり高い確率で98%とか、そういうところで換金されていると聞いてございます。  以上でございます。 121 ◯鬼頭たつや委員  わかりました。非常に換金率が多いということですね。  今回7,000万ですか、非常に商店街潤うと思いますけど、これは2日間で非常にこれは並ぶんですよね。非常にこれは評判がいいんですけど、あそこでも買えるんですけど、こういうのをどんどんやってほしいと思います。要望です。 122 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項4 平成29年度協働事業提案制度採択事業について 123 ◯委員長  次に、報告事項4「平成29年度協働事業提案制度採択事業について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 124 ◯区民協働推進担当課長 報告事項4、平成29年度協働事業提案制度採択事業についてを御報告いたします。  資料の6をごらん願います。  1、制度の目的でございますが、これは基本構想にもうたわれているようにみんなでつくるということで、区民協働の趣旨を踏まえ、市民活動団体等の先駆的な発想や専門性を公共サービスに取り入れて、区の事業を進めるというところでございます。  2の募集概要でございますが、採択は最大限3事業を目安としてございます。実施期間1年、もしくは2年の提案も可としてございます。区の負担金額は1事業当たり200万円までということでございます。  今年度の実施状況でございます。事前相談、事前協議を行ったところ、事前相談に来ていただいた団体は10件、下の表にございます。(2)の事前協議まで進んだところが8件ということで、応募は7件、一次審査を行い通過したのは5件で、二次審査で採択を受けたのは2件でございます。  4の採択事業で提案団体を示してございますが、1は在日外国人子女に対する学習、日本語支援事業で、NPO団体の外国語ボランティア・コートークの提案でございます。外国人児童に対する学習支援、区でも課題とされ、教育委員会が取り組んでございますが、そうした中で団体がこちらの事業を補完しながら保護者のケアまで含めた支援をしていきたいということが認められたところでございます。  2の豊洲マリーナ(仮称)を利用した水辺のスポーツ、セーリングの啓発ということで、こちらも江東区の水辺に親しむ会からの提案でございます。豊洲マリーナ(仮称)というのは豊洲の東電堀でございますが、セーリングを通じて地域の連携、交流などを社会的課題の解決が期待できる事業であると。ただし、現状、東電堀の管理や許認可等が非常に不確定なところがございます。そうしたところがあるので、ここにこだわらず、他の場所で例えばやるとか、あるいは事業自体、可能な範囲でやるといったことを団体の前提条件としての採択ということになってございます。  1枚お開きいただきまして、2ページをごらん願います。今年度の提案事業の一覧で、残念ながら不採択になった事業等も記してございます。また、右には推進協議会の委員名簿でございます。簡単ではございますが、私からは以上でございます。 125 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 126 ◯福馬恵美子委員  協働事業ということで、1年単位でやられているわけですよね。本当にNPO法人を育てるという意味から行くと、1年だけでいいのかどうかという思いがあります。区が継続をしてこの事業を行うのか、あるいはNPO法人に対して継続して事業をしていただく、そういう考え方は、今のところ江東区ではどのように考えていらっしゃるかお尋ねします。 127 ◯区民協働推進担当課長  事業の継続性というか、多年度にわたる検討についての御質問かと思います。  実際のところ、昨年度から事業実施は2年まで延びることを可としてございます。現状、昨年度採択した一般社団法人江東ウィズというところが地域での障害者交流事業のさるえというのを今、事業実施してございますが、こちらはボランティアの育成ということも考えておって、初年度ボランティアを募ってボランティアをやっていただき、2年度はそのボランティアが中心になって事業を進めていく、そういうところまで見据えた2年間の事業ということで今やってございます。  それと昨年度、ママリングスということで子育て支援の事業をやったところ、大変好評でございました。  また、もう1件、みどりネットKotoのコミュニティガーデン、これについても実は非常に好評の事業でございまして、平成29年度の予算にそれぞれの所管課から継続の意向がありまして、その団体等と連携しながら今年度も、この区民協働採択事業ということではないんですが、実際の区の事業の中として継続をしてございますので、今後こういったいい提案をどんどん区の経常経費の中の事業として、協働しながら進められればよろしい、そんなように考えてございます。 128 ◯福馬恵美子委員  そうですね。お互いにとってプラスになり、そして、NPO法人というのは経費的に、金額的なもので非常に弱い立場の団体がたくさんありますので、そういう経費的な面からフォローできる制度につなげていっていただきたい。そしてまた、区もそれを展開することによって、区民から好評であれば、区の事業として展開して、続けていっていただくことをしっかりと今後の施策に反映していただきたいことを要望して終わります。 129 ◯中村まさ子委員  私も福馬委員と同じような問題意識なんですが、特に在日外国人子女に対する学習、日本語支援事業というのが、私は、これはこういう協働事業ではなくて、区の事業としてもっと最初から取り組むべき仕事ではないかなというふうに思っていました。今のお話ですと、好評であれば、区の事業に昇格するということもあるということなんですね。その説明の中にも、外国人児童に対する学習支援は区でも課題とされているとあって、私は、その協働事業を頼るのではなくて、区の事業として最初から位置づけるべきだというふうに思ったんですが、2年たって区の事業に位置づけられる可能性はあるということなんですが、これはちょっと教育委員会の理事者がいらっしゃらないので、外国人子女に対する学習支援という中身を聞くことはちょっとできないんですが、その位置づけというのがどう検討されたのかなと思っている。私は、協働事業じゃなくてちゃんと区の事業として、来年度すぐ予算化するべきだと思っているんですが、その辺、そういう意見はなかったんでしょうか。 130 ◯区民協働推進担当課長  ちょっと私の御説明が悪かったところがあるかもしれませんが、協働事業提案制度につきましては、基本、区の事業として全て行ってございます。提案があって採択したときも区の事業として予算化をして1事業について200万円までということで。そこで、提案した方々は連携をしながら区の事業を専門的な見地、あるいは今回の外国人子女の方は語学ができるという、そういった専門性を生かして区の事業に連携をしながら進めていくということなので、これはもう既に教育委員会のほうでも、今、150人以上そういった外国のお子さんが小中学校でいて、それに対して事業として、例えば、8時間までそういったことの支援をする方を雇ってたり、何か指導しているんですけども、それで賄い切れない状況が今やはりあると。そういったところに外国語を専門的に話せる方が指導して、やはり授業についていけるように、あるいはふなれな日本の生活になれていけるようなところを時間をとりながら教育委員会と連携しながらやっていくということでございますので、そうしたところを専門性を生かしていただくというところで考えてございます。  なので、教育委員会のほうも事業として非常に必要性は認めておりますし、これからきちんと充実していかなければならないという認識で進めている事業でございます。  以上です。 131 ◯鬼頭たつや委員  豊洲マリーナのことについて、ちょっとお聞きします。今、ぐるり公園ですよね。ぐるり公園のところをマリーナということで、日の丸のスカイダックですか、あれがもう運行しております。それで、カヌーですか。非常に、デッキですか。そういったことで今、水辺の復旧をしておりますけど、これに予算が291万円と書いてありますけども、これは毎年毎年291万円を使っているか、それと、いつごろこのマリーナができるか。何か今、地元の声を聞くと、豊洲の移転問題で長引いているということを聞くんですけど、そこら辺のことをちょっと詳しくお聞かせ願います。 132 ◯区民協働推進担当課長  鬼頭委員から2点の御質問でございます。  まず、事業総額でございますが、こちらは、この団体が考えているところの291万円ということで、区のほうで負担額は186万円を予定しているところでございます。ただし、先ほど申し上げましたように、やはりここを全面的に使っての活動というのは、まだ無理でございます。昨年11月7日の豊洲市場の移転が繰り越しになりまして、今こういった状況でございますので、ぐるり公園、そういったところ全体が整備されて、初めて東電堀は一体的な活用ができるという認識でございます。  それと、この水面を管理するのが今、東京都港湾局と、それと道路で言うと、交通管理者になりますが、海上保安庁がその運航等を管理しますので、先ほど申し上げられた水陸両用バスですとか、動力船とセーリングとかカヌーが一緒のところで活動するということは、非常に危険を伴うことなので、そういったところの切り分け、すみ分けをしなければ、理想的な活用というのはまだちょっと難しいところがあるので、そういった調整を含めながらやっていくということになります。  ですので、この東電堀の利用についても、いろいろな整備はもう既になされて、せんだってもイベントが行われて非常に好評であるところではございますが、その管理、許認可の部分では慎重に取りかからなければいけないというスタンスで取り組む予定でございます。 133 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項5 江東ブランド推進事業について 134 ◯委員長  次に、報告事項5「江東ブランド推進事業について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 135 ◯経済課長  それでは、資料7をごらんください。江東ブランド推進事業について、報告させていただきます。  本事業は、すぐれた製品・技術により革新的に事業展開の道を切り開いている区内企業を江東ブランドとして認定して、さまざまなPR活動を通じてイメージアップ等を行うことを目的に行ってございます。26年度に開始しまして、現在までに35社を認定しております。  まず最初に、1番ですが、本年度の活動状況ということで御報告させていただきます。まず、展示会といたしまして、6月にビッグサイトでのインテリアライフスタイルショー、こちらに9社が出展してございます。また、交流会を2回行っております。  続きまして、2番目ですが、今年度の認定業務ということになります。今年度4年目になりますが、新たに申請のあった企業を認定すると同時に、4年目になりました3年の更新期限を迎えた初年度の21社の更新の認定審査というのを行ってございます。  恐れ入りますけれども、資料2ページをごらんください。  まず、4番目になりますが、29年度新規認定ということになります。本年度は5社申請がございまして、学識経験者等からなります審査委員会において、審査を行った結果、こちらに記載の2社が認定されてございます。トーショー機材株式会社、こちらは業務用厨房機器等の専門の会社でございます。もう1社が宇都宮工業株式会社、こちらは下水処理プラント等の専門メーカーさんでございます。  表の下に募集対象、申請要件とございますが、審査基準といたしましては、製品・技術の優秀性、魅力、可能性、あるいは販売実績等を考慮して審査を行ったものでございます。  続きまして、2ページの下のほうになりますが、再認定企業について御報告申し上げます。5番目になりますが、26年度、初年度21社のうち16社の再認定を行ってございます。企業名については記載のとおりでございます。再認定の判断基準といたしましては、それぞれ21社のほうから再認定の申請を受け付けてございます。ただし、その中で休廃業の、そういったやむを得ない事情により更新できない会社が2社、そして、当該認定企業の本業、要は業務のほうが非常に多忙でブランド活動になかなか参加できないということでやむを得ず更新されなかった会社が3社、合計5社ございました。  以上が再認定の状況でございます。  恐れ入りますけども、1ページにお戻りください。  3でございますが、今後のスケジュールになります。今後、今年度後半の展開といたしましては、展示会等の出展が中心となります。10月の産業展、こちらは区民まつりで5社、産業展の一環でブランド企業出展させていただきます。そして、11月ビッグサイトで産業交流展、こちらで4社出展予定です。また、4番目になりますけども、例年出展しております2月の東京インターナショナル・ギフト・ショー、こちらもかなり多くの来場者が予想されますので、ここでまた精力的にPR活動を展開していきたいと考えております。  今後も江東区の産業振興のシンボル的事業として、ブランド事業を推進、展開してまいりたいと考えてございます。  説明は以上でございます。 136 ◯委員長  間もなく正午になりますが、質疑等、一段落してから10分間だけ休憩をとりたいと思いますが、そのまま質疑のほうお願いいたします。  何かお聞きになりたい点はございますか。 137 ◯川北直人委員  26年度に認定していた企業のうち16社が再認定をして、5社でしたっけ、これを辞退、もしくはこの再認定の判断基準に沿わなかったということで認定が外されているんですが、そういった判断基準に満たないケースと、それから企業側からこの取り消しといいますか、認定を受けない理由について、何かレクチャーを受けていましたら主なものを教えてください。 138 ◯経済課長  再認定につきまして、2ページ目の上のほうに判断基準ということでお示しさせていただいておりますが、認定を行わなかった5社のうち1社は既に廃業しているところがございまして、もう1社が江東区内での事業をちょっと縮小するということで、江東区のブランド活動に参加するのが難しいということでお話を伺っております。残り3社につきましては、本業のほうがかなり多忙というか、事業のほうが展開してございまして、なかなか江東区の、こちらのブランド事業、展示会とか、いろんな交流会、会議等も含めてなかなか参加が難しいということで、この辺も意向を確認してございますけども、残念ながらやむを得ず申請をされなかったということで確認してございます。  なお、ただし、こういった5社、非認定の今回更新されない会社につきましても、今後、例えば、ホームページ等で今までの認定の実績等がございますので、そういった形で認定した事実についてはまたPRして、江東ブランド企業の一角を担っていた企業だということはPRしていきたいと考えてございます。  以上でございます。 139 ◯川北直人委員  ありがとうございます。わかりました。  いろいろ地場の産業の方々から、申し込んで入れないという、認定を受けられないという、何度もトライをしているんだけどという声も若干聞くんですね。それほど地場の産業の方々の中には、非常に注目をされている取り組みでもありますので、その辺の現に認定されて、しかし、ブランドに協力しているけれども、実際のところ業績には影響がないとか、逆にこれによって業績が非常に伸びているとか、そういったところの意見調査とか、企業さんのその後、26年以降、認定をされている方々の意見調査もやっていくべきだと思うんですが、その点はどういう取り組みを今されているか、再度伺います。 140 ◯経済課長  ブランド活動の業績への反映とか、こういったことにつきまして、なかなか企業秘密みたいなこともございますので、難しいところはございますが、ただ展示会に出展してございますので、展示会における商談とか、あるいはそこでの取引の関係、できれば金額等も調査させていただいておりますが、そういったことは定期的に展示会直後と一定期間置いた後の実績ということで調査をさせていただいております。今回の6月のインテリアライフスタイル、こちらは今年初めて出展したんですけども、今回デザインを一新したりとか、あるいはいろんなPR方法を改善したこともあって、かなり商談とか、あるいは今後の可能性という意味では、今までのギフトショー等よりもかなり好評な結果であったと認識しております。  また、今後も展示会だけではなくて、いろんな事業の効果というものについては、改めて調査を実施して事業に反映させていきたいと考えてございます。  以上でございます。 141 ◯川北直人委員  ありがとうございます。ぜひ区がどこまでできるかというのがあると思うんですが、その意欲ある企業の育成、それから販路拡大というところに対して、側面的にさらにバックアップしていただくよう、要望して終わります。 142 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  それでは、10分間トイレ等の休憩をいたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 143 ◯委員長  10分間休憩といたします。  再開は、細かいですけど、12時15分で。               午後0時03分 休憩  ────────────────────────────────────               午後0時15分 再開 144 ◯委員長  よろしいですね。始めさせていただきます。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項6 東大島文化センター改修に伴う美術室等の変更について 145 ◯委員長  次に、報告事項6「東大島文化センター改修に伴う美術室等の変更について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 146 ◯地域振興部副参事(文化センター管理事務所長)  恐れ入りますが、資料8をごらんください。  東大島文化センターにつきましては、今年7月より大規模改修工事を行っておりますが、改修後の施設につき一部変更となるものでございます。  資料の裏面に改修前と改修後の略図がございますので、こちらもあわせて御参照いただきながら御説明させていただきます。  1ページの1の変更内容でございます。施設の有効活用と利用者の利便向上を図るべく、現在1階にございます美術室のスペースを音楽目的の利用も可能とする研修室に変更し、また、同じく1階にございます現在の学習室のスペースを美術目的の利用も可能とする研修室に変更いたします。  次に、2の変更理由でございます。現在の美術室は原則的には美術という特定目的に供する施設であることから、他の貸出施設と比べ利用料金も高く、利用率が低い状態となっております。また、学習室は現在無料での利用となっておりますが、利用者数が少なく、また、固定化が見受けられる状況となっております。そこで、当該施設をより幅広い用途の施設に変更し、提供することで東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、音楽、美術を含め多彩な文化プログラムを展開できるようさらなる施設の活用を図ってまいります。  次に、3の今後の予定でございますが、本年第4回区議会定例会におきまして、東大島文化センターの施設別表につき、美術室の箇所を削除する条例改正を提出させていただく予定です。そして、平成30年8月の東大島文化センターの大規模改修終了後の再オープン時により貸し出しを開始いたします。  なお、施設貸し出しの申込受け付けは、平成30年5月を予定しております。  説明は以上でございます。 147 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 148 ◯中村まさ子委員  済みません、ちょっと地元で非常によく利用させていただいているので、何点か伺います。  美術室の稼働率が低いというけど、ざっくりどのぐらいだったんでしょうかということ。
     それから、新しく今学習室のところを研修室にして、美術目的が可となっていますけども、今の美術室は絵を描けるような机と洗えるような水道とかもセットになっているんですが、この新しい美術目的可という研修室の仕様はどういうふうになっているのかということですね。  それから、今の美術室で新しく研修室になるところは音楽目的も可と書いてありますが、これは防音をするということなんでしょうか。  それから、今の学習室は、確かに利用者は少なくて、固定化されているということで、でも、行くたびに必ずどなたかはいることが多いんですが、その利用者への説明と理解というのはもうできているんでしょうか。 149 ◯地域振興部副参事(文化センター管理事務所長)  それでは、ただいま4点の御質問にお答えいたします。  まず、美術室の稼働率でございますけれども、平成28年度の実績でございますが、東大島文化センターでは美術室は52%ということになっておりまして、ほかの研修室等が63%に比べまして10%ほどやはり低い率でございます。なお、美術室につきましては、現在、美術目的以外の利用というのが非常に多くふえておりまして、28年度の実績でいいますと、美術目的以外の利用が78%と8割近くに上っております。  それから、2点目の現美術室からの新しい研修室への仕様ということでございますけれども、研修室というつくりになりますので、多少の変更はあるんですけれども、ただ、例えば美術でお使いになる丸椅子ですとか、テーブルですとか、それから、現在美術室には流しもございますけども、その流しより若干小さくなりますが、流しのほうもつくる予定でございます。  それから、3番目の音楽目的の利用ができる研修室については、中村委員お話のとおり、防音のほうも仕様として予定しておりまして、今現在、工事に入るところでございます。  それから、最後の学習室の利用者につきましては、私どももこの1年間学習室の利用状況のほうを把握しておりますけれども、1日当たり一番多い時間帯で約7名程度、36席ございますので、36席のうち7名がお使いになっていたという実績がございます。こうしたことについて、今回、東大島文化センター改修工事に入る前、2週間ぐらい前から学習室については廃止となりますという旨の張り紙をして周知を図っておりまして、それについては、特に苦情等はございませんでした。今後につきましても施設の変更については、引き続きPRのほうを図っていきたいと考えております。  以上でございます。 150 ◯中村まさ子委員  はい、わかりました。  美術室が52%と、私、何かほとんど使っていない、2割ぐらいなものかなと思ったけど、52%は予想よりも使われていたんですね。美術目的以外が78%ということですけども、20%ぐらいの方は美術目的で使われていたということなので、今度新しく変更したところで対応できるという認識でよろしいんでしょうかね。それであれば、この変更自体は無理がないというふうに思いますが。 151 ◯地域振興部副参事(文化センター管理事務所長)  先ほども御説明差し上げましたとおり、改修後の美術目的も使用可能の研修室につきましては、極力美術でお使いの方も御利用できるような形で配慮のほうさせていただければというふうに思っております。  以上でございます。 152 ◯赤羽目民雄委員  済みません、2点伺います。  学習室の利用者1時間当たり最大7名の方が利用されているというんですけど、具体的にどのような目的で利用されているのか。  それから、無料でほかに集えるようなスペースがあるのかどうかです。お願いします。 153 ◯地域振興部副参事(文化センター管理事務所長)  それでは、2点の御質問にお答えいたします。  まず、1点目の学習室の利用状況でございますけども、施設の職員で把握しているところでは、ご自分で本を持ち込まれてお読みになっているですとか、それから、試験勉強がある際には学生の方も来られることもあるそうなんですけども、大体そういう利用が主ということでございます。それから、今後の学習室にかわるスペースということになりますけれども、現在1階のロビーにおいて、そういうスペース等も多少ございますけども、そうしたスペースに机、椅子等配置して、長時間の学習というふうにはいきませんけれども、そういったところでお使いいただくスペースのほうも御用意させていただく予定でございます。  以上でございます。 154 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項7 江東湾岸まつり2017の開催について 155 ◯委員長  次に、報告事項7「江東湾岸まつり2017の開催について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 156 ◯地域振興部副参事(観光協会事務局長) では、大変申しわけございません、資料9をごらんください。  江東湾岸まつり2017の開催についてでございます。こちらの江東湾岸まつりにつきましては、本年度で3回目の開催となってございます。  1番の目的でございますが、地域資源を活用し、東京2020オリンピック・パラリンピック開催に向けた機運醸成と江東区の魅力を伝えることにより、観光振興を図るためとしてございます。  2番目の主催は、一般社団法人江東区観光協会となってございます。  開催日程につきましては、29年11月11日土曜日及び12日の日曜日の2日間となってございます。  会場につきましては、江東区立の豊洲公園及び豊洲文化センターのレクホールで開催しまして、こちらのほうでオープニングセレモニー等を実施いたす予定でございます。  開催内容につきましては、オリンピアン、パラリンピアンによるパネルディスカッション、または地域のお子さん方、また団体によるステージ、ショーといったこと、それと、今年度につきましては、オリンピック・パラリンピック会場予定地を船でめぐる江東湾岸スペシャルクルーズの実施ということを考えてございます。  こちらにつきましては、恐れ入ます、裏面をごらんいただきたいと思います。今回Aコース、Bコースの2コース御用意しておりまして、1つは小さい船で内陸河川をめぐって主にオリンピック・パラリンピック会場をめぐるといったもの。そして、Bコースは定員200名という、ある程度大きな船を利用しまして、こちらはオリンピアン、パラリンピアンが一緒に乗船しまして、遠くからオリンピック・パラリンピック会場を御確認いただくといったことになってございます。  私のほうからは以上でございます。 157 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 158 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項8 第37回江東シーサイドマラソン大会の申込み状況について 159 ◯委員長  次に、報告事項8「第37回江東シーサイドマラソン大会の申込み状況について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 160 ◯スポーツ振興課長  では、資料10をごらんください。  第37回江東シーサイドマラソン大会の申し込み状況について、御報告させていただきます。  まず、開催日ですが、来月11月26日の日曜日となってございます。  申込期間は郵便払込を御利用の方については、8月1日から8月7日の消印まで有効ということで受け付けさせていただきました。インターネットの申し込みにつきましては、8月1日から8月8日まででございます。  3の申し込み状況でございます。表の合計欄をごらんください。募集定員4,000名のところを申込者数5,719名、当選者数が5,250名、エントリー者、いわゆるお金の払い込みを済ませた方が4,734名。例年、当日の不参加が700名程度見込まれますので、当日は、予定どおり4,000名程度の参加と見込んでございます。  その下に参考まで、36回大会の数値をつけてございます。  4番目、抽せん手続きでございますが、当選者数を5,250名と設定いたしまして、区民の優先枠を5割設けてございます。  第1回目の抽せんにつきましては、今回は区民3,407名を対象としまして抽せんの結果、区民の方が2,625名当選となってございます。  第2回目の抽せんにつきましては、第1回目の区民の落選者782名と区外の申込者2,312名を合わせまして実施いたしました。  当選者の結果ですが、区民につきましては3,319名、区外の方が1,931名、合計5,250名の方を当選とさせていただいてございます。  以上でございます。 161 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 162 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項9 平成29年度少年キャンプの実施結果について 163 ◯委員長  次に、報告事項9「平成29年度少年キャンプの実施結果について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 164 ◯青少年課長  それでは、平成29年度少年キャンプの実施結果について、御報告させていただきます。  恐れ入りますが、資料11、こちらをごらん願います。  本キャンプにつきましては、毎年夏休み期間中に行っている事業でございます。第2回定例会で実施前の御報告をさせていただいたとおり、江東区少年団体連絡協議会に委託いたしまして、4の日程、会場、参加者数等の表の内容にて実施をいたしました。例年に比べ、あいにくの天気となってしまった地区が多かった状況ではございましたが、事故等もなく無事全てのキャンプが終了したところでございます。参加者数の合計につきましては、約450名と、昨年度の参加者数470名をやや下回る結果でございました。  続きまして、5のその他でございます。今年度、自治体が主催するこども向けのキャンプ、こういったものが旅行業法に抵触するおそれがあるとして中止が相次ぎました。旅行業法は、旅行業を営む者について登録制度を実施いたしまして、業務の適正な運営を確保することで、旅行業務に関する取引の公正の維持、それから、旅行の安全の確保及び旅行者の利便の増進を図ること、こういったものを目的としてございます。同法における旅行業とは、報酬を得て旅行業務を行う事業と定義されてございます。本年7月末に提出されました観光庁の通知によりますと、自治体が実施して営利性、あるいは事業性、こういったものがないものであれば、旅行業法の適用がないと解されるとされまして、本区の少年キャンプ事業も旅行業法の適用は受けない事業と判断してございます。  報告は以上でございます。 165 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 166 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項10 江東区高校生ジュニアリーダー海外派遣事業の実施結果につい            て 167 ◯委員長  次に、報告事項10「江東区高校生ジュニアリーダー海外派遣事業の実施結果について」を議題とします。  理事者から、報告を願います。 168 ◯青少年課長  それでは、江東区高校生ジュニアリーダー海外派遣事業の実施結果について、御報告させていただきます。  資料12、こちらをごらん願います。  本派遣事業につきましては、今年度、新規事業という形で実施をいたしました。けがですとか、病気、事故もなく、無事10名全員10日間の派遣期間を終了いたしまして、8月末に帰国いたしました。  現地では3の派遣日程に記載のとおり、キャンプ活動ですとか、現地のこどもや高齢者の方々に日本の文化を教えるといったボランティア活動を実施してまいりました。  参加者は、特に英語の能力の秀でた10名というわけではございませんので、日本語が通じないという厳しい環境ではあったと思いますが、帰国後に開催されました参加者を対象とした「区長と話そう!こうと~く」、こちらでは、例えば、拙い英語でも「折り紙等を教えたりする中で現地のこどもたちとコミュニケーションをとれたことが楽しかった」、あるいは、「アメリカはボランティアが進んでいて、2020年には自分も頑張れるのではないかと思った」、こういった感想が聞かれたところでございます。  4の事後研修会でございますが、帰国後、既に2回の事後研修会を実施いたしまして、海外派遣報告会に向けたまとめの作業を進めているところでございます。報告会につきましては、当初、今週末の14日、土曜日を予定しておりましたが、関係団体の行事と重なってしまいましたため、翌日の15日の2時から開催をいたしたいというふうに予定をしてございます。  報告は以上でございます。 169 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 170 ◯星野博委員  この事業は、これから恒例の事業として毎年行われる予定なのか。  それと、今回派遣団員が10名ということでしたけども、この人数もこれから継続するのであればこういった形でやっていくのか、その点教えてください。 171 ◯青少年課長  先月行われました決算審査特別委員会のほうでも私のほうから御答弁させていただきましたが、今回の海外派遣の事業につきましては、繰り返しになりますが、派遣に当たって事前、あるいは事後の研修会を実施しておるところでございます。  報告会できちんと報告できるように今準備を進めているところでございますが、こちらの日曜日の報告会ですとか、あるいはジュニアリーダーの本来の活動、それから、地域におけるさまざまなボランティア活動といった活動状況を通じまして、今後の展開については検討してまいりたいというふうに考えてございます。  あわせて人数につきましても、来年度の対象者がどれぐらいいるのか、こういったことも含めて、検討してまいりたいというふうに考えてございます。  以上です。 172 ◯星野博委員  ジュニアリーダーの海外派遣事業、非常に僕はいい事業だなと思うんですよね。やはりジュニアリーダーにちょっと脚光が浴びないというのかな、みんな区民の人も認識のない人が結構多いし、こういった事業、私も本当にいい事業だと思いますので、ぜひ継続をしていただきたいなと要望をさせていただきます。 173 ◯福馬恵美子委員  ちょっと質問がかぶらないようにします。  そもそもの、このジュニアリーダーの海外派遣事業というのは何を目的にされたか、もう一度検証し直すことも必要ではないかと思います。もちろんジュニアリーダーがいろいろな経験をすることで2020にもつながる活動ができるようにという目的があったと思いますけれども、それにしては、ちょっと規模が小さいし、もう少し長く派遣できないのかなと。これでは、そして、ダブって、それぞれがホームステイも2人で行っているということをお聞きしましたので、やはりそれだと日本語でしゃべってしまうんですよね。向こうのホストファミリーよりも友達同士でしゃべってしまうのではないかなという懸念がありますが、その辺はどのように工夫されたかお示しください。 174 ◯青少年課長  まず、規模につきましては、今回は10名の派遣ということで応募の周知をした結果、最終的に17名の手が挙がりまして、10名が決まったという経緯でございます。先ほどの答弁と繰り返しになりますが、全体的な対象の母数がどれぐらいあってという規模の検討ということも必要かというふうに思ってございます。  それから、期間に関しましては、確かに福馬委員御指摘のとおり、期間が長ければ長いほどより有効な研修になるかというふうにも考えてございますが、ジュニアリーダーが非常に夏休みの期間、例えば、1つ前で御報告をさせていただきました少年キャンプのお手伝いですとか、こういったもので非常に活躍をしてくださっておりまして、2週間、3週間というと、逆に江少連の方々とか、青少年委員会の方々から、それは勘弁してくれというふうにお話を受けるかなというところもあります。事前、事後の研修会も含めまして、なかなかタイトなスケジュールの中で今回頑張ってくれたのではないかなというふうに私のほうは考えてございます。  それから、最後に2名一組でのホストファミリーでは日本語がというような御質問があったかと思いますけれども、今回、初めての事業ということで、先ほど私の御報告の中でも触れましたけれども、決して英語に関してある一定以上のレベルを持っているこどもたちではないということと、あと、高校生ということで、保護者の方々の御心配もあるということもありまして、1名で全く知らない、全く日本語の通じない御家庭にという環境よりは、何かがあったときのためのサポートという意味合いも含めて、2名というふうに、体制のほうが今回はいいのではないかというふうに考えて実施をしたところでございます。  以上です。 175 ◯福馬恵美子委員  新しい事業ですから、いろいろな工夫をしながら、こどもたちが、ジュニアリーダーになった子が高校生になったときに海外派遣事業があるので、ジュニアリーダーを続けて頑張ろうかというような動機づけになるぐらい、いろいろな試行錯誤をしながら、この事業がこどもたちにとってプラスになる事業になることを願っております。  終わります。 176 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項11 江東区環境基本計画の平成28年度進捗状況について 177 ◯委員長  次に、報告事項11「江東区環境基本計画の平成28年度進捗状況について」を議題とします。  理事者から、報告を願います。 178 ◯温暖化対策課長  それでは、私のほうから報告事項11、江東区環境基本計画の平成28年度進捗状況について、御報告申し上げます。資料13をごらんください。
     資料13は参考含めまして6ページ立ての資料となっております。  江東区の環境基本計画では、46の管理指標の数値により江東区内の環境に関する施策を客観的に評価しております。また、長計の主要事業を中心に、区民・事業者・区が連携して取り組むべき事業を重点事業として選定し、その評価もあわせ行うこととしております。  まず、1ページの1の平成28年度実績概要が管理指標の進捗状況であり、2の重点事業の進捗状況が、重点事業の評価となっております。  1の管理指標につきましては、左の欄のとおり46の事業を指標により管理しており、28年度には10事業が目標達成し、25の事業が取り組み向上となっております。目標を達成いたしました10事業については、右側のほうに抜き出しており、記載のとおりでございます。また、2の重点事業につきましては、1事業が目標を達成しております。  恐縮ですが、1ページをおめくりください。2ページ、3ページをごらんください。ちょっと表が細かくて恐縮でございますけども、わかりやすくこのカラーで目標達成した指標は黄色、後退した指標は青色で記載しております。それで、目標達成した主な事業を御説明申し上げます。  まず、管理指標1の江東区域のエネルギー消費量でございます。これは黄色の二重丸の部分でございます。このエネルギー消費量は、オール東京62市区町村共同事業により、みどり東京・温暖化防止プロジェクトが算出したデータであります。データの集計上2年おくれの発表のため、今回は平成26年度の江東区域のエネルギー消費量となっております。基準年度であります平成23年度から5%程度減少しております。この要因といたしましては、国の省エネ法や温対法などの法規制による効果のほか、企業や家庭内でのふだんの取り組みの成果、また、実際はLED照明、省エネ製品の普及による効果が大きいものと考えております。  続きまして、残念ながら目標を達成できず、基準年より実績が後退した事業の御説明をいたします。指標の8をごらんください。水色の部分でございます。江東区役所のCO2排出量でございます。これは、主に学校における電気の使用量の増加が原因となっており、区役所全体としては排出量が増加いたしました。小学校の学級数としては、区全体で人口増に伴い37学級が増加しております。それに伴い、放課後に児童を預かるきっずクラブ、小学校の学級も増加しております。区役所も含め蛍光灯の間引き消灯、エアコンの適正な温度設定などにより、省エネ努力を行っているところでございます。また、施設や設備の改修時には省エネタイプの機器に更新するなどの対応もしており、引き続き取り組みを推進しCO2排出量の削減に努めてまいります。  続きまして、重点事業について、御説明いたします。資料4ページをごらんください。  ごらんのとおり、重点事業は、全部で25事業が選定されております。しかし、中には木材利用促進の運用、低炭素まちづくりの推進、近隣・生活騒音防止の啓発など数値管理されていない事業もあります。また、重点事業は先ほど御説明いたしましたように、46事業との重複もございます。それらの重点事業は茶色の部分、これは重点事業が重複している部分でございますので、この御報告は省略させていただきます。  白枠の4、5、6、7、8、11の部分を御説明いたします。  目標を達成した事業は、11の区立公園の改修でございます。区では、老朽化した公園や児童遊園を、地域の声を生かしながら改修していくとともに、周辺緑地の鳥類、昆虫類の生息情報を収集し、その生息空間に貢献できるような植樹、樹栽、樹木を植栽しております。  目標といたしましては、区立公園の大規模改修が年2園、小規模改修が5園、河川公園課のほうで、これは計画的に事業を行っております。これらの公園の数は長計の主要事業の目標設定と同じで、平成28年度に関しては、目標達成をしております。  なお、管理指標46事業の直近3年間の実績の推移につきましては、5ページ以降、参考という部分で記載しておりますので、後ほど参照ください。  私からの説明は以上です。 179 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 180 ◯福馬恵美子委員  外部評価の中で、やはりこの指標のあり方というのが毎年問題になって、3年で一巡したんですけども、この基本的な指標をどういうふうな認識でつくられているのか、まずお尋ねします。 181 ◯温暖化対策課長  この表に記載のとおり、対象年度、25年度であったり、23年度のそのときに長計での部分での数値とすり合わせ、あと各所管のほうからの数値も合わせ、その目標が100%クリアできれば、大きく言えば江東区の環境が以前よりよくなるという部分での数値設定でございます。 182 ◯福馬恵美子委員  4ページ等の区立公園の改修は評価が二重丸になっていますけど、これは長計で年に2園ずつやるというふうに決めたわけで、別に環境基本計画の中で落とさなくても順にできるような問題だと思うんですね。景気が悪くなったり、景気の動向によって、環境のいろんな数値というのは非常に上下するし、この環境に対するお金を使える行政のお金がどれぐらい割かれるかというのも大きく影響するんですけれども、もう少し重点事業ということを絞り込むべきだと私は個人的に思います。  というのは、国基準、都基準ということが影響されると、どうしても23年度、25年度の指標を31年にリンクさせるというのは、無理があると思うんですね。やはりもう少し江東区の現状を見て、先ほどの、主に学校の電灯の消費量とか、学校がふえている、あるいはクラスがふえている、それで放課後きっずが導入される、それはふえるのが当たり前なんですね。その辺をやはりしっかりとした認識を持った上の指標にしないと、指標がひとり歩きして、それに江東区民から見たらわかりにくい推移になると思うんですけど、その辺はどういうふうにお考えですか。 183 ◯温暖化対策課長  福馬委員のほうから指標の捉え方、その環境の部分は経済状況にもよるところが大きいんじゃないかということの趣旨かと思います。まさに、そのとおりではございます。リーマンショック以降の経済状勢とそれ以前の、環境に投資する金額、それは当然、年のスパンによって変わりますけども、これは当然、御案内のとおり、長計が江東区の一番のピラミッドの頂点にあって、そのローリングしていく中で、おのおのの基本計画がある中で、ただ、今、福馬委員の指摘があったように、区立公園であったり、そういうところの部分は長計に準じますけども、例えば、学校の教育活動によるCO2の排出量の部分は当然、微調整というのは必要かと思います。環境基本計画は10年スパンなんですけども、32年度からまた後期の部分での改定がありますので、当然、そこの部分には福馬委員がおっしゃられたような経済状況、国をめぐる、あとトランプ大統領がパリ協定をお出しするとか、そのような劇的な変化もありますので、そこら辺の状況を鑑みながら、当然、後期には反映させていきたいと思います。 184 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項13 資源・ごみ分別アプリの配信について 185 ◯委員長  次に、報告事項13「資源・ごみ分別アプリの配信について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 186 ◯清掃リサイクル課長 恐れ入ります、資料15をお願いいたします。  本区では資源・ごみの分け方・出し方につきまして、これまでもパンフレットの全戸配布やホームページ等を使いまして、区民への情報提供に努めてきており、資源・ごみの適正な排出については浸透してきているところかと思ってございます。  しかしながら、いまだ周知が行き届かない部分もございまして、より一層の資源化に向けまして、適正排出のさらなる向上が求められているという認識を持ってございます。  特に、他自治体からの転入者であるとか、単身世帯、あるいは外国人区民の方、こちらの方に向けての情報発信の強化、この辺が課題の1つというふうに認識をしてございます。  また、これらを解決するための方策として、現在、急速に普及してございますスマートフォンを活用しまして、資源・ごみの排出に関する情報を手軽に入手、確認できる資源・ごみ分別アプリを作成しまして、10月1日より配信を開始したものでございます。  2の特徴でございますけれども、主な機能としましては、カレンダー機能によりまして、使う方が住んでいる地区を設定することによりまして、ごみ・資源の収集日を確認できること、あるいは検索機能によりまして、各種品目ごとの出し方を素早く知ることができる。また、設定した時間に音声や振動でお知らせをするアラート機能、こちらも備えてございます。  また、オフラインでも利用が可能なことに加えまして、今回、英語、中国語、韓国語に対応することで、外国人区民の方にも収集日を誤ることなく、適正に資源やごみを排出していただく一助となるものと考えてございます。  今後も、5つのRの推進とともに、ごみの減量とその適正処理について、引き続き積極的に取り組んでまいりたいと、このように考えてございます。  説明は以上です。 187 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 188 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  本日予定されておりました案件は、全て終了いたしました。  ────────────────────────────────────     ◎閉会の宣告 189 ◯委員長  これをもちまして、本日の委員会を閉会いたします。               午後0時50分 閉会 Copyright (c) Koto City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...